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重要な事柄です。家族・地域支援のためのネットワーク構築の際には、このことを見過ごしてはならないと痛感されます。両親家族の健康、日常生活の充実、場合によってはその人生までも視野に置くことが要請されます。
?G機関連携に関して
各種関係機関間の連携はいうまでもなく重視されます。一方同時に、機関間連携の効果は各機関内連携に依拠する側面があることも否定できません。医療機関、福祉機関、幼稚園・保育所、学校などそれぞれの機関における内部の緊密な連携が必須です。
?H将来展望として
規模や機能の大小はともかく、各地域毎に現状で実行可能な範囲での家族支援のための拠点並びにキーパースンを設定することが肝要と思われます。さらに、そうした拠点を支援する中核的拠点の存在が望まれます。それら各拠点の構成と機能を如何にするかは、まさに今後鋭意検討すべき重要課題であると認識されます。
当該事業における宿泊講習会に参加された殆どの母親の次のような発言はまさしく今後の支援体制づくりの根底に据えておくべきものと考えられます。「はじめは参加するか否かで随分と逡巡しましたが、三日間参加して本当によかったと思います。講習会自体の内容もさることながら、一番の収穫は、今までいつもお世話になってきた保健婦さんや保育園の年生方とあらためて膝を交えて話し込んだことが最高です。明日からは、身近にいるこうした方々となお一層気楽に、どんなことでも相談できるという安心感が得られました…。」

 

 

 

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